評価の構造的課題に挑む新サービス「eval000 Essential」を提供開始

06.07.26 05:46 AM - By mo4ma

メタ評価AI「eval000」事業を本格始動。「eval000 Essential」提供開始 | eval000.ai Blog

メタ評価AI「eval000」事業を本格始動。
ビジネスプラン評価の構造的課題に挑む新サービス「eval000 Essential」を提供開始

生成AIの評価には「個性」による偏りが存在する——この課題に対し、特許出願中のメタ評価エンジンで標準評価を導出するeval000が、より速く・シンプルに利用できる「eval000 Essential」を始動しました。

01 — リリース概要

2事業の同時始動

配信:2026年7月7日

株式会社テンプロクシー(本社:東京都、代表取締役:武道 誠芳)は、メタ評価AIプラットフォーム「eval000(イーバルゼロゼロゼロ)」の事業を本格始動し、その第一弾として評価アウトソーシングサービス「eval000 Essential」の提供を開始しました。ビジネスプラン評価・コンテスト審査・助成金審査等に存在する構造的な評価の課題に対し、特許出願中のメタ評価エンジンで応えます。

2026年7月7日提供開始
特願2026-096693特許出願中
award-of事業との連動
30年超株式会社テンプロクシー 創業

当社は、コンテスト管理プラットフォーム「award-of(award-of.net)」の運営を通じ、これまで国内外のコンテスト・表彰制度の審査運営に数多く携わってきました。その現場で繰り返し直面してきたのが、「評価の質をどう担保するか」という根本的な課題です。eval000は、この課題に技術で応えるべく開発した、当社の新たな事業の柱です。

02 — eval000 Essential

「eval000 Essential」の概要と特徴

eval000 Essentialは、eval000メタ評価エンジンの核心技術をそのまま活用し、よりシンプルに・より速く・ご利用いただきやすい形で提供する評価アウトソーシングサービスです。フルプラットフォームと同じ技術基盤を採用しながら、年間契約や専門知識を必要とせず、案件ごとの見積り・契約・納品によりご利用いただけます。

FEATURE 01
ペルソナ審査員による
多角的評価
革新重視派・実績重視派・バランス重視派・協調重視派など、異なる評価傾向を持つAIペルソナ審査員が並行して評価。どの傾向が多数でも少数でも、固定点収束により同じ標準評価に到達します。
FEATURE 02
ルーブリックに基づく
個別フィードバック
ルーブリック評価基準に則した、個別性の高いフィードバックコメントを自動生成。中立的な視点から応募者一人ひとりに、具体的な評価根拠と改善点をお届けします。
FEATURE 03
評価方針の
最初の明文化
「外生的な原理」として審査の目的・方針を開始前に明文化。ビジネスコンテスト分野では「4年以内にシード〜シリーズA相当のアーリーステージへ到達しうる事業性を評価する」を標準方針として採用しています。
FEATURE 04
シンプルな開始・
明確な料金
NDAは電子署名で最短即日締結。お見積りは無料。ビジネスコンテスト分野はセットアップ費0円、段階単価(¥1,800〜¥5,000/件)による案件ごとのご利用いただきやすい価格設計です。

主な利用シーン

  • ビジネスコンテスト・アクセラレータープログラムの審査
  • 企業内新規事業審査・イントレプレナー制度
  • 助成金・補助金の採択審査
  • 採用選考評価・社内表彰制度
03 — award-ofとの連動

コンテスト管理からメタ評価まで、
ワンストップで

当社が運営する「award-of」は、オーストラリア発・50カ国以上で導入されているAward Forceの日本正規パートナーです。エントリー受付から審査委員会運営、受賞者通知、表彰式運営まで、コンテスト・表彰制度の運営をトータルに支援するプラットフォームとして、国内のコンテスト主催者への導入実績があります。

連動の設計
award-ofによるコンテスト運営にeval000のメタ評価技術を組み込むことで、エントリー管理・標準評価の算出・フィードバック自動生成・受賞者選定を一元化した審査DXを実現します。eval000とaward-ofは独立したサービスではなく、互いの強みを補完しあう連動設計です。
04 — 市場背景と課題

生成AIを使えば公平になる、は本当か

スタートアップ支援・新規事業創出への関心の高まりを受け、ビジネスコンテストやアクセラレータープログラムは年々増加しています。同時に、人事評価・論文審査・助成金審査など、幅広い分野で生成AIを評価プロセスに組み込む動きが急速に広がっています。

しかし、ビジネスプラン評価には構造的な課題が指摘されてきました。

  • 審査員の専門分野・経験によって評価軸が大きく異なり、同じ提案でも評価が割れる(バイアス)
  • 同一審査員でも審査タイミング・順序によって評価がぶれる。カーネマンらの研究では同一人物の時間帯差による評価変動は平均19%(ノイズ)
  • 生成AIを評価に用いても、AIモデルごとに評価の「個性」があり、自動化するだけでは公平性は保証されない
  • ルーブリック(評価基準)の設計には専門性が必要で、属人化・形骸化しやすい(誤差)
当社PoC実証データ(2025年)
同一の事業提案を2種類の生成AIモデルで並行評価した結果、最大12点(満点100点)の差が生じることを確認。「AIを使えば評価が自動的に公平になる」という前提自体に再考が必要であることを示すデータです。
05 — 技術的解決策

「評価を評価する」
メタ評価エンジン

eval000は「メタ評価(meta-evaluation)」という発想で、これらの課題に取り組みます。個々の評価者(人間・AI)が出した評価値そのものを外側から再構成するアプローチです。審査の目的・方針(「外生的な原理」)を明文化し、複数の評価値に「評価再構成作用」を反復適用することで、誰が・いつ評価しても同じ結果に収束する「標準評価(v*)」を数学的に導出します。

Meta-Evaluation Convergence Formula
v(t+1) = F(v(t), R, K)
評価再構成作用 F の反復適用により固定点 v* = F(v*) へ収束(バナッハの固定点定理による数学的保証)。特許出願中:特願2026-096693「生成AIによる評価再構成に基づく標準評価算出方法、装置、プログラム」(里吉 竜一氏)。

この技術は横浜市立大学大学院 経済学研究科出身の里吉 竜一氏が考案しました。リカードの比較優位論・スラッファーのメタ評価理論・ゲーデルの不完全性定理・バナッハの固定点定理——経済学と数学と哲学の交差点から生まれた、唯一無二のアルゴリズムです。

06 — 代表コメント・会社概要

代表取締役 武道 誠芳 コメント

"award-of事業を通じて数多くのコンテスト運営に携わる中で、『審査の公平性をどう担保するか』という問いに、技術的に正面から向き合う必要があると考えるようになりました。eval000は、その問いに対する当社なりの答えです。今回のeval000 Essentialは、その技術をより多くの現場に、より気軽に届けるための入口です。まずは一度、お試しいただければと思います。」

武道 誠芳 / 株式会社テンプロクシー 代表取締役

会社概要

会社名株式会社テンプロクシー(TEN PROXY Co., Ltd.)
代表者代表取締役 武道 誠芳
設立1995年(創業30年超)
事業内容IT・マーケティング・事業開発支援 / メタ評価AIプラットフォーム「eval000.ai」運営 / コンテスト管理プラットフォーム「award-of.net」運営(Award Force日本正規パートナー)
URLhttps://www.eval000.ai / https://award-of.net

本リリースに関するお問い合わせ

株式会社テンプロクシー(award-of) info@eval000.ai 平日 10:00〜18:00(日本時間)

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株式会社テンプロクシー(award-of)編集部
eval000.ai / award-of.net
eval000は、特許権者・里吉 竜一氏と株式会社テンプロクシーの共同事業運営契約に基づき運営されるメタ評価AIプラットフォームです。Award Force(オーストラリア・50カ国以上)の日本正規パートナーとして、コンテスト・審査・表彰のDXを推進しています。

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